Re-challenge
恭介には『何笑ってんの』という顔で引かれた

―キーンコーンカーンコーン…♪

そんなやり取りを恭介としていると二限目始ま

りのチャイムが鳴った。


こんな調子でオレは高校生活を送っていた。

授業中は寝る。

休み時間中はリィと話す。

たったそれだけの生活なのに家に居るよりずっ

と幸せを感じた。
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