ある学校でそれは突然


「俺が有利だな。」


「はい、私は最初から勝てると思ってません。ただ…殺すのなら花の近くにして下さい」

「……分かった」


こうして二人のゲームは始まった。


もちろん新崎は10も数えない間に動いた。

佳奈はもちろんそんなことお見通しだ。
ただ命がかかっている。


成功確率は相手より低い。


わずかな希望をかけて………
< 28 / 73 >

この作品をシェア

pagetop