ある学校でそれは突然
「じゃあ次の所に行きましょうか…」


「どこにする?」


「理科室なんてどうでしょう?」


桜子が理科室の窓を覗いた。


「理科室は…辞めよう」


「…どうして?」


「俺、さっき見たよ。誰も居なかった…」


「本当?」


「……ああ」


「ウソつき…」


そういって水口に銃を向けた。



「…桜子?!」



「私…見ましたわよ。カーテンを少し開けて除く奈美さんが……」


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