初恋   ~友達から恋人へ~
「さくら! はっきりした方が良いよ!境君酷過ぎる!」




優子言うとおりだ
私がメールしなくなったのも 気付いてないでしょ?




加藤君は何も言わない
部活でも 境君にべったりなんだろう





「井川。」




この重い空気に気付かない彼
平然と歩いて来てるのに ムカつく





「数学の教科書貸して。」





「木村さんにでも 借りたら?」





今は顔を見たくない
席を立って廊下へ行った





「え?」





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