初恋   ~友達から恋人へ~
私達は1位なった



運動神経の良い境君と一緒だからね




「俺達 気合うな。」



「当たり前じゃない!」




嬉し過ぎて にやけちゃう
手を繋いで応援席に戻ったら




「ここだけ ピンクのオーラが見える。」




加藤君は笑いながら 寄って来た
良い友達だよ




「1位じゃなきゃ 蹴飛ばそうと思ってたのに残念。」



「俺を侮るな!」




「お前は早くても コイツが・・・」



私?



「こう見えても 私走るのだけは早いんだけど!」




バカにされたのが 悔しくて言い返したら
なぜか 周りの皆がニヤついた





何?





< 117 / 303 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop