初恋   ~友達から恋人へ~
「呼んでるぞ!」



境君の腕を掴んで 歩き出した



「良いの!早く!」




諦めたのか 声が聞こえなくなった
振り返っても こっちを見てなかった




「助かった~。境君の応援しただけなのに 説教されて・・」




クスッと笑う彼
視線を合わせると 真剣な顔になった




立ち止り




「キスして良い?」



もう?ここで?
心臓が飛び出そうなのに



ゆっくり頷いた








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