初恋   ~友達から恋人へ~
言い返せない境君は 私を連れて歩き出す




「触らせんなよ・・」




小声だったけど聞こえたよ




理沙ちゃんは ちょっと変わってるけど女の子だよ?
それなのに 焼いてくれるんだ



少し嬉しいかも




屋上のドアの前 影になっていて見えない所
少し暗い





私達は向き合って床に座る




何か言いたそうな顔の境君
でも 下向いて何か考えてる



私は ただ待つだけ





 




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