初恋   ~友達から恋人へ~



「は~い!そこまで。」




私達が見つめ合ってる所を 優子が止めた




「ここだけ 空気違うから!見せつけるんだったら どっか行きなさい。」




周りを見ると 冷たい目で私達を見ていた




加藤君は 熱くも無いのに 下敷きで扇いでるし





「俺 戻るわ。」



「う・うん。」




境君が出て行く方を見てると 振り返った




「今年は 俺だけにして。」



そう言って出て行った



それって 境君だけに渡すって事だよね




何だか 嬉しいような恥ずかしい




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