初恋   ~友達から恋人へ~
苦笑いするしかない私達



「わかった。俺が決める。文句言うなよ!」




境君が紙に名前を書き出した
名簿を見ながら 



これって 出席順じゃ~




「これじゃ~ 私達一緒に座れないじゃない。」




「俺らは実行員だから 一緒に決まってんじゃん。」





私達の会話を皆が聞いてるとも気付かずに・・・




「お前ら ずりーぞ!自分だけ。」



「そーだよ!」






「わかった。もう 好きな奴と座るので良いだろ。ここに順番書いてって。」




諦めた境君 



行く場も決まってるから 実行員って言ってもする事は無い
私達の仕事は これで終わり









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