初恋   ~友達から恋人へ~
「さくら。良いの?」




「良くないけど・・ 久しぶりに会ったんでしょ?仕方ないよ。」




「ま~ね。」




私の知らない潤哉を知ってるんだろうな~




「じゃ~ 放課後ね。」



「あぁ。」




チャイムが鳴ったから 帰って行った藍野さん
教室を出る時も   





「潤哉君。またね~。」




可愛い笑顔で手を振っていた



あんな笑顔見せられたら コロッといっちゃうよね?



コロッと




彼の顔を盗み見る




「なに?」




はっ!気付かれた!




「べつに。」




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