初恋   ~友達から恋人へ~
「井川。」




居るはずのない彼が目の前に居る
何で?



「私 帰らなきゃ!」




席を立とうとしたら
腕を引っ張られ座らされた



聞きたくないのに・・
目を瞑って彼が話すのを待った



「もうすぐ姉貴が誕生日でプレゼント買うの付いて来てくんね?」




え?
予想外の言葉に目を開いた




「日曜日はどう?」




「別れ話じゃないの?」




驚いた顔の彼
私も力が抜けただ彼を見てた




「違うし!」




必死に否定する彼




「でも私の事避けてたでしょ?」




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