猫と過ごした一週間
本日も定時退社。


周りがドン引きしてるのが分かる。

だけどショータが待ってるんだもん。
意地でも帰る。


陰で「デート!?」って囁かれてるのも知ってる。
でも誰も面と向かって聞いてこないから否定はしない。


ショータは彼氏じゃないけど、精神的な支えではあるんだ。
そういう意味では彼氏以上かも。


ウキウキ気分で帰路につく。

途中、何度もスマホを取り出しては、まじまじ見てニヤける。


カ ワ イ ~ ~ ♪


待ち受けのショータの寝顔、半端ねぇ――っ!!


こんな可愛い猫、この世にいないでしょ!?


完璧、親バカ。

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