猫と過ごした一週間
『カギ、早くっ!』
いつの間にやら自宅のドアの前。
恐る恐る鍵を手渡すと、にんまり笑う翔太さん。
玄関入ってすぐのところで唇を奪われる。
それも凄く激しく。
い、息が出来ない・・・。
苦しくて切なくて。
でも止めて欲しくなくて。
『やっと・・・会えた』
その一言に、離れ離れで過ごした時間を想う。
「ちゃんと・・・説明、して?」
途切れ途切れに問えば、ギュッと抱きしめられる。
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