私の彼氏は中国人留学生
坂道
六月に入って、バイトでも問題を起こさず、ようやく慣れてきた頃。
あれからサークルも復帰して、授業もバイトもサークルもようやくまた以前のようにこなせるようになってきた。
以前と変わったことと言えば、暁明がそばにいないことだけ......。
そんなある日、バイトが終わって家に帰宅中。
「飲んでるんだけど、今からこれるー?」
ひとつ年上のバイト先で知り合った女の先輩からの電話がかかってきたので、二つ返事でOKする。
バイト先の、といっても、先輩は数日前にバイトをやめたので、今は違うけど。
この先輩は外見はギャルで、性格もまぁ......派手だけど、バイト中もすごく親切にしてくれたし、いい人だ、と思う。
誰かと飲むのは好きだし、楽しみ。
指定された居酒屋には行ったことはないけれど、場所だけは知っていたので歩いていくと十五分ぐらいで着いた。
あれからサークルも復帰して、授業もバイトもサークルもようやくまた以前のようにこなせるようになってきた。
以前と変わったことと言えば、暁明がそばにいないことだけ......。
そんなある日、バイトが終わって家に帰宅中。
「飲んでるんだけど、今からこれるー?」
ひとつ年上のバイト先で知り合った女の先輩からの電話がかかってきたので、二つ返事でOKする。
バイト先の、といっても、先輩は数日前にバイトをやめたので、今は違うけど。
この先輩は外見はギャルで、性格もまぁ......派手だけど、バイト中もすごく親切にしてくれたし、いい人だ、と思う。
誰かと飲むのは好きだし、楽しみ。
指定された居酒屋には行ったことはないけれど、場所だけは知っていたので歩いていくと十五分ぐらいで着いた。