私の彼氏は中国人留学生
暁明の授業が終わるのを待って、大学前の市電に乗って、駅前のCDショップに行く。
今日発売のDVDとCDがセットになったものを買いにきたんだ。
小説にしちゃうほど好きなグループの。
このグループにハマるまでは、芸能関係には疎いし、今もだけど音楽には詳しくない。
他の歌手のCDは借りたことはあるけど、自分で買ったことはなかった。
私の住んでいるところは都心じゃないし、お金もない、都合もなかなか合わなくてライブにはまだいけてないんだけど、毎回CDは買っている。
「また小説書く?」
「......その話はもう忘れて」
「美月、残念ダロウケド、絶対、ミンナ彼女イルヨ」
「別にいいよ。
どうせ私が付き合えるわけじゃないもん」
カップリングとかしてるわけだけど、実際には彼女がいるかもしれない。
というか、その可能性が高い。
でも彼女がいても、いい歌さえ聴かせてくれればそれでいいわけだし、プライベートは自由にしてほしい。
ショック受ける人もいるかもしれないけど、私はそれほど気にならなかった。
全く気にならないと言えば嘘になるかもしれないけど、仕方ないことだもん。
私の好みのカップルになるわけでも、もちろん私と付き合ってくれるわけでもないんだから......。
今日発売のDVDとCDがセットになったものを買いにきたんだ。
小説にしちゃうほど好きなグループの。
このグループにハマるまでは、芸能関係には疎いし、今もだけど音楽には詳しくない。
他の歌手のCDは借りたことはあるけど、自分で買ったことはなかった。
私の住んでいるところは都心じゃないし、お金もない、都合もなかなか合わなくてライブにはまだいけてないんだけど、毎回CDは買っている。
「また小説書く?」
「......その話はもう忘れて」
「美月、残念ダロウケド、絶対、ミンナ彼女イルヨ」
「別にいいよ。
どうせ私が付き合えるわけじゃないもん」
カップリングとかしてるわけだけど、実際には彼女がいるかもしれない。
というか、その可能性が高い。
でも彼女がいても、いい歌さえ聴かせてくれればそれでいいわけだし、プライベートは自由にしてほしい。
ショック受ける人もいるかもしれないけど、私はそれほど気にならなかった。
全く気にならないと言えば嘘になるかもしれないけど、仕方ないことだもん。
私の好みのカップルになるわけでも、もちろん私と付き合ってくれるわけでもないんだから......。