私の彼氏は中国人留学生
駅前の繁華街から歩くこと十分。
静かな場所にある、その公園は子供たちが集まる遊具のある公園ではなく。
ランナーのためのコースや芝生があって休憩できる緑地公園のような場所。
たまには外でゆっくり過ごすのもいいかな、ときてみた。
平日の三時過ぎなので、コースで走ってる人が一人いるくらいで誰もいない。
芝生の前のベンチに座って、今日あったことを話す。
お昼ごはん何食べたとか、午後の授業が休講になったとか。
「ナンデ休講になった?学会?」
「ううん、なんかその先生の授業で事件になったらしくって。
お金渡して、単位とろうとしたんだって」
レポートが不合格になって、三番目の選択肢で賄賂を渡そうとした人がいたらしいことを暁明に簡単に説明する。
「金額が足りなかったカラ、通報されたんだネ」
「違うよ!お金で単位を買おうとしたことがだめだったの」
もう......。
暁明も誓約書を書いた日から、がんばってはくれている。
バイトにもちゃんと時間前に来て、準備をしているようだし、勝手に廃棄のものを持ち帰ったりもしていない。
相変わらず嘘はつくけど、そう簡単に性格は変わらないだろうし、それは大目に見ることにしている。
がんばってくれてはいる、んだけど。
静かな場所にある、その公園は子供たちが集まる遊具のある公園ではなく。
ランナーのためのコースや芝生があって休憩できる緑地公園のような場所。
たまには外でゆっくり過ごすのもいいかな、ときてみた。
平日の三時過ぎなので、コースで走ってる人が一人いるくらいで誰もいない。
芝生の前のベンチに座って、今日あったことを話す。
お昼ごはん何食べたとか、午後の授業が休講になったとか。
「ナンデ休講になった?学会?」
「ううん、なんかその先生の授業で事件になったらしくって。
お金渡して、単位とろうとしたんだって」
レポートが不合格になって、三番目の選択肢で賄賂を渡そうとした人がいたらしいことを暁明に簡単に説明する。
「金額が足りなかったカラ、通報されたんだネ」
「違うよ!お金で単位を買おうとしたことがだめだったの」
もう......。
暁明も誓約書を書いた日から、がんばってはくれている。
バイトにもちゃんと時間前に来て、準備をしているようだし、勝手に廃棄のものを持ち帰ったりもしていない。
相変わらず嘘はつくけど、そう簡単に性格は変わらないだろうし、それは大目に見ることにしている。
がんばってくれてはいる、んだけど。