俺の彼女は変態です
「オニメイトー!ひゅー!」



いやだからなんでこんなにテンション高いの。
オニメイトと呼ばれる店は、どうやらアニメグッズを売っている店らしく店に入った瞬間アニソンとポスターと書簡の嵐。



「へへ、予約してたのがやっと来たんです」




レジまで言って控えを店員に渡すゆりの姿は慣れたもので、ああこいつやっぱタダモノじゃない。




「じゃーん!見て!ロマチカ!」



嬉しそうにこっちにゲームのパッケージを見せてくる。これ、普通の可愛い雑貨とか持ってんなら普通に可愛いシーンかもな。






「………何ですかゆりさんソレ」


「んー?BL Game」


「発音なんかムカつくなおい」





「松岡くんもなんかいりませんか?特別気分いいんでBL本1冊奢りますよ?」



「いるか!さっさと買ってこい!」




油断もスキもない………





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