俺の彼女は変態です
「松岡くんー!お茶!」


「あっ、はい」


「え、なぜ敬語?」



へらへら笑い出すけどこっちはまじめにそんな場合じゃない。
え俺もしかして兄貴とさせられるとかそんな感じ?え、嘘だろ待てよ俺




「お兄ちゃん居ないみたいー、松岡くん紹介したかったのにな」

「うん、それは良かった」

「え?なんでー?」



こいつは爆笑してるけどこっちは完全にほっとしてるっつの!!!
まじでどうしようこいつ!




「ちょ、俺トイレいってくるわ。どこ?」

「あ、えっとね。そこのね」





俺が立ち上がったとき、テーブルの脚に足をひっかけた。
相当動揺してね、俺





「うわ、」





思わずカーテンを引っ張る。
ガタッと嫌な音がした。




「松岡くん!!!」





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