俺の彼女は変態です
「で、次はどこですか」



「ふふん、ちょっとお待ち」






駅にくっついてるビルのエスカレーターにのぼる。だんだん暗くなっている空はもうすぐで夜になる、といった様子だった。





「ここの一番上までいくの」






ここの一番上は広場になっている。
訳もわからずゆりに着いていくと、だんだん頂上に近づいたのかゆりがにやにやこっちを見ていた。





「ふふふ、絶対陸くんビックリするよ!」








ついた、とゆりが言ったとき時計塔の6時の鐘がなった。




その瞬間、パッと電灯が消えてイルミネーションがちらほら綺麗についた。






「今日ね、七夕限定ライトアップの日だったんだー」





ゆりは嬉しそうにこっちをみた。







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