俺の彼女は変態です
「どうしても陸くんと見たかったの、これ!どうしてか分かる?」




ゆりは下の景色を眺めながら訪ねてきた。いつもは馬鹿でどうしようもないホモ好き女が、今は普通の女に見える。


案外俺も、結構単純な奴なのかもな。







「…………………あ。」














思い出したように声をあげ、俺は思わず頭をかいた。
















「誕生日おめでと、陸くん」



















(てかなんで俺の誕生日しってんの?)


(駒澤くんが言ってた!から7日オフにしてって頼んだんだ!)


(こいつって無意識な悪女だな)


(悪女………!!)







主人公ちゃんは小悪魔です。




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