俺の彼女は変態です
「お邪魔しますー!松岡くん大丈夫?」


「あー。うん、てかなんでこんな時間?授業は?」



時計を見たら2時。まだ授業はあるはずだ。


「サボっちゃった」

「はぁ?」




なにいってんのこいつ。
意味わかんないみたいな顔をしてゆりを見るとキョトンとした顔で「ダメだった?」と聞いた。



「だめっつか、ビックリした」

「だってー、お昼から数学あるんだもんー。嫌じゃんー」




そっちかい。




「ふふ。仲良いんだね、二人!翔太も喜ぶんじゃない?」

「どうかなー?まだ兄ちゃんに紹介してないんだぁ」




ああそうか。
こいつら面識あるんだった。






「じゃ、私は学校いってきます」


「いってらっしゃーい!」

「いってら」






ったく


なんなんだろうな。





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