大好きな君
「知ってる?」

「え?・・・いや、何をさ」

「だーかーらっ今日ね転入してくる子いるんだってー」

「転入?この時期に?性別は?カッコいいかなー」

「ぷっ・・・さくらってば聞きすぎだよ、ってかわからないから安心して」

微笑しながら


いや、爆笑しながらバンバンと私の机を叩いてガシガシと頭を撫でて?くる

そんなんしても可愛い湊は
まあ、可愛いわなっ


って卑屈になるけど湊は私を好きって言ってくれるから
私もだいだいだーいすき

な友達


「――なんだってよー?


ってかおーい!!聞いてる?さくらちゃーん!」


「あっ・・・・
ごめん、全然聞いてなかった」

「ふけてないでちゃんと聞きましょう」

「うぃっす」



ボケてる
アホ
なに考えてんかわかんない
眠そう



と、言われ続けてこんな優しい態度で接してくれる湊
ありがとう


とか
いわないけどね



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