大好きな君


からからっ

静かに扉が空いた音がして私も視よっかなーとか思って顔を上げた

いや、上げようとしたとたん


女の子の


黄色い声が


教室に響いて



幸せな今日が

実は

変わりゆく日々の一日目だったと


気づいた瞬間だった



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