突然帰ってきたあいつは俺様だった⁉
突然帰ってきたあいつは俺様だった⁉
「くーるーみー、おっはよーぅ」
「あ、優梨 おはよー」
この仔は富沢優梨!
すっーごくかわいーんだよ?
ふわふわでお目くりくりで…
一度でいーから優梨みたいになってみたいもんだね
「てかてか、胡桃きいた?」
「え?なに?」
「なんか今日ね、うちのクラスに転校生かくるんだってー!」
「え⁉そーなの?知らなかったー」
だから、優梨はこんなにテンションたかかったんだ、納得。
「しーかーもー!イケメンらしーよ」
「ふーん」
私には関係ないし。
第一彼氏とかつくるきないからね
「え、胡桃、興味ないの?」
「まったーく」
「えー!もしかしたらさ、胡桃の彼氏ちゃんになっちゃうかもなのにー」
優梨、うん、おかしい。
私に彼氏とか……ふ、笑える。
「優梨の彼氏になるかもよー?笑」
「えー////」
顔真っ赤
優梨かわいーな
でも、転校生は気になるよね
だってあたしも人間だもん!
気になるよ。
ねぇ?
ガラっ
「ホームルームはじめるぞー」
「あ、先生きた!またあとでね、胡桃」
「おっけ」
朝のホームルームで転校生がくるんだよね。
なんだかわくわく!
「えーと、みんなー先生の話をきけー。」
ざわざわざわざわ
「転校生を紹介する。はいれっ」
先生、ざわざわしてるのに話し始めるのね笑笑
ガラっ
「「「きゃーーーーーー/////」」」
「ぇ?」
「失礼しまーす。」
女子の大歓声と共に入ってきたのは…
そう、野瀬大樹
「だ、だい……き?」
「やっば!ちょーかっこいーんだけど!」
「それそれー!彼氏にしたぁい」
ぇ、本当に大樹?
アメリカに行ってたはずなのに…
てゆーか、大樹ちょーかっこよくなってるんですけど!
背は小さかったころよりドーンと大きくなってて、顔はきりってしてて…
んーー
なんて説明すればいーかわかんないや!
とにかくものすっごくかっこいーの!
(ご想像にお任せいたします。by作者)