物語の終わらせ方
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18年前


小鳥遊(たかなし)家に1人の男の子が産まれた。


ーーでも
その男の子の左目は赤く、ある模様が刻まれていた。


100年に一度、世界のどこかで産まれると言われている悪魔の子。


それを見た両親は、嘆き、そして、自分を憎んだ。


悪魔の子が産まれると、両親や親戚に不幸が訪れるらしい。


男の子は縁を切られ、施設に入れられ、18歳になるまであまり外に出られなかった。


ま、それが僕。小鳥遊 優(たかなしゆう)っていうわけ。




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