私、恋愛初心者なんですが。


「何を言おうとしてんだ……全く…」


ぼやきながらお米を洗米し、卵粥を作る

何だか前に見たときよりキッチン用品などが
充実していて璃子は安心していた



そして完成したので近くにあったお盆に乗せて
寝室へ運ぶ


「……三浦南朋?起きて」

「…んっ、出来たのか?」

「うん。味は大丈夫だと思うから
とりあえず食べて薬飲もう」


三浦南朋の体を起こし、お盆を差し出すが
受け取ろうとしない

そして璃子を熱で赤い顔で、じーっと見つめる



「……食べさせて。」








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