私、恋愛初心者なんですが。


「ちょっ……待って!
南朋はまだあなたの事……

私ね昨日、南朋の部屋で見たのーーー」


「いいんですっ!!
もう……いいんです……
私、もう全部忘れましたから………」


「……そっか…そうよね……

ごめんなさい私、余計な事しちゃって……」


いいえ、と首を振って璃子はカフェから出る




外は先ほどより寒かった

寒さを振り切って璃子は家へ急いだ



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