私、恋愛初心者なんですが。


“朝のアイツ……?”

と考え込んでいると、しびれを切らせた三浦南朋は扉の前にいる璃子に近づき


両手首を璃子の顔の横にダンッと押し付け
少し乱暴に唇を重ねてきた


「…んっ……ちょ…みう……ら……んっ」

抵抗したいのだが扉に押さえつけられているため、三浦南朋の名前を呼ぶ事しかできない


すると一旦、唇を離し璃子の目を切羽詰まったような表情で見つめる


「……ちょっと黙って。」





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