私、恋愛初心者なんですが。


すっかり考え事をしていると
いつの間にか夕焼け空になり、部活動の声も聞こえなくなっているのに気付き

璃子は急いで空になったパックジュースを持ち
教室へと向かった


教室にはもう璃子の鞄しかなく


どんだけぼーっとしてたんだ……

と流石に自分でも驚いた


そして鞄を手にとり昇降口へ向かう

昇降口へ着くと向こう側から歩いていくる人影が見えた

誰だろ、と思いながら靴を取り出していると

「あっ」
と声が聞こえて振り替える


そこには制服姿のノムと三浦南朋がいた




< 89 / 337 >

この作品をシェア

pagetop