《完》Second 愛し方を知らないだけ。




すると優子さんも、来季とそっくりなくりくりの瞳で真剣に来季を見た。


「幸せにする覚悟はあるのね…?」

来季は顔色一つ変えずに答えた。

「あぁ」


すると、優子さんはふふっと柔らかく微笑んだ。

お母さんも同じような微笑みであたし達を見ていた。

< 35 / 84 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop