《完》Second 愛し方を知らないだけ。



その女は後姿から分かるほど上品なオーラが出ていた。


茶色い髪をハーフアップにしていて、どこかめあに似ている。

俺はその女の隣へ行き、煙草に火をつけた。


女は少し驚いて俺の方を見た。



…うわ、まじ美少女って感じだな。



まだ幼さの残る顔立ちの女。

同い年くらいだろうか。


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