2人のエリーシャ

一同は二階の部屋を出て階段を下りて一階の食堂に向かう。
暖炉から斜めに2つあるうちの一つが空いていたのでその大テーブルについてめいめい注文した。

向いの大テーブルでは冒険者らしきものたちがエール片手に盛り上がってる。

「……で魔王って異世界に……だよな?」

ガタン

エリーシャが椅子から勢いよく立ち上がって

「私たち異世界に行く方法探しているんです!今の話詳しく教えて下さい!」

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