スキが言えない
すると先生はそうだった!!っと言う顔をして。


「ごめんな!俺漢字苦手なんだ・・・」


落ち込んでいる。


これはどうすればいいんだ?


慰める・・・?先生を?


いや、まずその前に時間が朝の会は?


どうしましょーーー!?






「いいぇ。よく間違われるので気にしないで下さい」


笑顔で言うと、パァッと先生の顔が明るくなった。


この人って・・・騙されやすいんだ。


嘘でもこうするしか仕方ないと思った。







「あ、教室行くか!?」


「は、ハィ!!!」



そういって職員室を出た。


長い廊下をひたすら歩く。


先生は歩くのが早いからアあたしは小走りで後ろについていく。



時々、廊下にある置物に目をやる。


あれ?なんか見たことあるものが・・・。


気のせいかな?
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