先生に恋をして
 一瞬暗くなった空気から笑いが起きた。私達のクラス・・・いや、学年は大体皆仲良しで特別嫌われてる人もいない。いつもハイテンション、でも真面目なところではシュッとする。そこがこの学年の良い所だと思っている。
 ・・・偉そうですが。

 それからは普通に授業が進められた。


 キーンコーンカーンコーン

 終わりのチャイムが鳴ると先生が「じゃあ、今日はここまで」と言って授業が終了した。

 まぁ、こんな感じで一日が過ぎ去っていき・・・いよいよ部活だー!!

 
 
 6時間目まで終わって帰りのホームルームも終わった。

 「部活だー!行くよ優未!めい!」

「気合入りまくりだねぇ」

「いっつもじゃん」

 めいと優未はのんびりしていた。私と優未、めいは同じ吹奏楽部だけど疾風はバスケ部に入っていていつも遊ぶ日が合わない。

 「もー先行くからね!」

「後で行くー」

 そう言って走って音楽室に向かった。音楽室は三階にあるから階段は使わなくてすむ。

 
< 18 / 27 >

この作品をシェア

pagetop