ほっといて

こんな会話聞くの…。


どうせ私をどん底に落とす話でもするんでしょ…。



森本さんは私に近づいてきた。


すると男は私に毒を吐きながら私の上を退いた。



「俺だったらこうするね」


怒りと悲しみでいっぱいだった私だったから、森本さんが近くに来ても、視線を反らしたままにしていた。



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