ほっといて

きっと私を油断させる気なんだろう。


私を油断させ、また気持ちを奈落の底に突き落とす。



母の策略にはまりこまないようにしないとね。




私は心の中で決心すると、いつのまにか眠っていた。




<次の日>

起きてみると、地下室にある小さな机に、電波時計が置かれていた。


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