ほっといて

私は次なる展開を恐れて、なるべくことが大きくならないように返事をした。


「そうか。
まぁ何もなかったんなら、静かにしときなさい!」



バタンッ!と大きな音を立て、母は地下室を出ていった。



何だろう…

この虚無感…




!!  私、今…

母親に何かされることを望んでいた…?


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