ほっといて

裏切られるのが怖いから。


о現在о



「はぁ…はぁ…」


勢いよく飛び起きた。



今まで封印してきた思い出が、蘇ってきて怖い。



彼は私が虐待を受けて苦しんでるというのに、自分の名誉を守るために私を犠牲にしたのだ。



仕方ないよね、私みたいな女を守っても価値なんて全然無いからね。


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