貸し出し旬間(短編)


丁度授業がはじまったとき

友春君が小声で話しかけてきた


(ねぇ、呼び捨てで読んでも良い?そっちもいいからさ)


(え?あ、うん。じゃぁ、友春ってよぶね)


(やった!!あ、これ登録よろしく)


そう言って友春が差し出してきたのは

紙だった


(これ…メアドとTEL?)


(うん。だめかな?)


(いや、全然良いよ!)


「おっしゃ!!!」


「あ?どうした、友春」


「あ、いや、、昼飯のこと考えてて」笑


「考えても良いが、終わってからにしろ!」


「はぁーい」


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