パツ子と甘えん坊くん。
まぁ、あたしも会いたかったけど布団の誘惑に勝てなかった。
真琴の暖かい体温があたしを眠りへと誘う。
このまま寝ちゃってもいいかなー…
瞼が重くなってきて閉じかける。
…って、ダメだ!
今日は初詣でに行くって決めてたんだから!
あたしはぐるんと身体を回して真琴の方向く。
「真琴!今日は初詣でに…って寝るな!バカ!」
真琴の方を向くと真琴は既に目を閉じて寝息を立てていた。
あたしはすぐさま真琴にデコピンをお見舞いした。
「…痛った〜。小夏最近暴力的だよ?」