君の心いただきます。
☆1☆
ピッピッピッピッ―
「ん~・・・」
ピピピピッ ピピピピッ
「うるさいなあ~」
ピピピピピピピピピピピピピ―
「もうっ!」
私はしつこくなる目覚まし時計を止めた。
「陽菜!あなた今日から中学生になるんだから、
1人で起きられるようになりなさい!」
「はあ~い・・・」
私は眠い目をこすりながら1階へ下りた。
そう、私鈴木陽菜は今日から中学生。
朝ご飯を食べ、髪をセットして制服に着替える。
「じゃ、行ってきます!」