Promise
「到着〜!」

しばらく、ついて行くと、黒いマンションに着いた。

「独り暮らし?」

エレベーターに乗りながら訪ねた。

「んだよ〜。」

「そっかぁ〜。」

独り暮らしって・・・。
かなり、危ないぢゃん。
ま、あたし何か大丈夫か。

705号室。

あたしは、ゆっくりと警戒しながら入った。

「おじゃましま〜す」

家の中は、意外に綺麗だった。シンプルにモノクロでまとまっていて・・・。


「何、キョロキョロしてんだよ!座れよ!」

「あ、うん。」

あたしは、はじっこの方に、ちょこんと座った。


「何だし!この距離感。ま、いいゃ・・・。始めよっか?」

Yシャツを脱ぎながら男が言った。


「始める?!名前も知らないのに?!」

やっぱり!どうしよ。どぉしよ〜。

「ゲームすんのに、名前必要か?んまぁ、名乗っとくか。俺は、安齋悠斗。18。宜しくなぁ」

あ、ゲームか・・・。
悠斗って言うんだぁ。

「始めるってゲームの事か。あたしは、愛美。14だよ。」

「お前、考えてる事エロイな。愛美ね!つか、14?!来年から犯罪になんぢゃん!俺。」

大爆笑しながら、悠斗が言った。

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