Promise
「ははは。確かに犯罪だね。」

「まっ、しなきゃ大丈夫だろ!!んぢゃあ、始めんぞ!」

「まぁね。・・・えっ?どぉやんの?」

「こぉ〜やんの!」

「なるほど。負けないからね!」

「お!ヤル気満々ぢゃん!」

あたしと悠斗は、薄暗くなるまで、ずっとゲームをしていた。


────
〜♪〜♪♪
携帯のアラームで、あたしは目をこすりながら、起き上がった。

「んっ〜」

隣を見ると、悠斗は既に居なかった。

悠斗に借りたダボダボの、スウェットを引きずりながら、リビングへと向かう。

「愛美、起きんのおせぇし」

「悠斗君おはよ・・・」

「眠そうな顔しやがってぇ」

あたしの髪をグシャグシャにしながら、悠斗が笑った。

「んっ〜ごめん。」

「ま、いいけど。で、どうすんの?」

「どうする?」

悠斗の隣に座りながら、聞いた。

「今日は、帰るんだろ?」

「あぁ〜うん。帰る。」

「ぢゃ、送ってくよ!スウェット着たまんまでいいから!今度、返してな!」


「今度?」

悠斗とまた遊べるんだぁ
あたしは、悠斗と居ると楽しかった。好きとかぢゃなくて、友達として。

「おぅ!連絡先教えて!」


「あ、うん」





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