イケメンの顔面踏んづけた結果。





それからも日々は過ぎていき




「関口!こっちどうすればいい?」



「あー、ここは」





関口は相変わらず、学園祭に向けて皆をまとめてて





「あれ?慧様は?」


「さぁ…?」




新藤慧は相変わらず、非協力的。





「岡!ちょっとダンボール持ってくるの手伝ってくれない?」



「あー、うん!いいよー!!」




関口に呼ばれて、二人で廊下を歩く。




「…あのさ、この間はごめんな?」



暫くして、関口があたしの様子を窺うようにしながら言ってきた。




「この間って?」


「いや、クラスみんなの前であんなこと言っちゃって…あれから岡、新藤と全然喋ってないだろ?」


「あー、全然!もともとアイツとあたし喧嘩ばっかで、大した話とかしたことないし!
特に話したくもないし」










『お前のことを好きとかありえなすぎんだよ!ファンタジーか!!!』




…なんか思い出すと無性にイライラするけど。






< 128 / 290 >

この作品をシェア

pagetop