私立桜庭高校自殺コーディネート部
「ミーちゃん・・あたし、ミーちゃんのこと、信じてるのよ?だから、元気出してよ。」
「そうだよ、あたしだって、先輩と同じで味方だよ?」
よく、三人で演劇練習をした海辺で、話した。少しでも、未来の心が
癒されるように、軽くなるように。
「ありがとう。二人に信じてもらえただけで、十分だよ?」
それが、「最後の言葉」だった。
翌日、未来は、学校の屋上から、飛び降りた。
そして、近所からの、非難を受けていた義父母の病気と事故で亡くなった。