私立桜庭高校自殺コーディネート部
部室で
「だれか、いませんか・・・」
中に入ると、誰もいなかった。
すると・・・
「ちょっと。あなたたち、なにしてるの?」
背後から、声がした。振り向くと、そこにはサラサラの黒髪のロングヘアーで、スタイルの良
い、美人な女の子がいた。
「あ、あたしたち、演劇部に入りたいんです。」
「・・・そう。わたしは、戸田飛鳥。演劇部の部長よ。二年生。」
「と、戸田先輩・・・」
「なに・・?」
「わたし、加藤理香子です!一年です!よ、よろしくお願いします!」
続けて、友加里も言った。
「咲田友加里ですっよろしくお願いします!」
飛鳥は、それに対し、
「ま、とにかく入ってくれる?いろいろ話すこともあるし・・・。」
と答えた。
「は、はい!」
理香子たちは、元気の良い返事をした。