緋色の姫は族の一員でした。
族。
「ありがとうございます!!!!」
そう言って頭を下げると、何かを察してくれたのかみんなが頭を撫でてくれた。
「顔、あげなよ。」
私は髪を書き上げながらみんなの方を向いて微笑んだ。
ダメだ........
自然と頬が緩んでしまう。
「「「「...............」」」」
「そ、その。だな。
と、とりあえず、座れ!!//////」
「そ、そうだな!!!
座れ座れ/////!」
「ぼ、残り僕お茶いれて来ますね/////」
「あ、アキラも手伝う//////」
「あ、そーだ。アキラ!!!」
空汰くんがアキラちゃんを呼び止める。
「俺、こいつをアレにするの。賛成だから。」
「あ、俺も!!」
「ぼ、僕もです!!!」
「やっぱりなー。
ありがとう。」
そう言ってまたどこかへ消えて行ったアキラちゃん。