片想いのカタチ *短編集*
* * *
――数日後。
「今日は、良い天気だね」
「うん、そだな」
私は、杏のおばあちゃん家から家に戻った。
「デートとかすごく嬉しい」
私たちは、今日初デートとして遊園地に向かってる。
「もう隠さないでいいからな……堂々デートできるな」
そして、私たちは色々な話をした。
「まさか、私が翔太くんと付き合うことになるなんて……」
「本当、俺の頬をビンタしてくるし……」
懐かしいな。あの頃が、夢みたい。
「まだ、根にもってる?」