あたしをくれた貴方へ~幼い恋愛~

「買ってくる・・。」


亮我は3冊ほどの育児雑誌を持ってレジに行ってしまった。

店員さんが不思議そうにお会計をしている。

あたしは遠くからそれを眺めてた。


『りょ、亮我?』


亮我はお会計を済ませるとあたしの手をひっぱってコンビニを出た。

こんなときに不謹慎だけど・・。

亮我って背が高い。

あたしも学校では高い方なのに亮我の方が余裕で高い。

って・・あたしも亮我もまだ小学生で発展途上なんだけど。


「ごめん・・。無理矢理連れてきて。」


そう言ってたどり着いた場所は公園だった。
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