あたしをくれた貴方へ~幼い恋愛~
『あのう・・・。一応お聞きしますが、亮我のお子さん?じゃないですよね?』
いや・・。
それは絶対に有り得ないと思いますけど。
やっぱりそこは黒白つけておかないと。
「それはないから!!」
ですよねー。
なんかすいません。
『じゃあ、どうしたの?』
いきなり子育てとかに興味を持ち出したのか理由をそろそろ知りたい。
「実はさ・・弟か妹が・・・できるみたいなんだよなー・・。」
それは普通の人にとったら嬉しいことなのかも知れない。
でも、亮我にとっては複雑すぎることだった。